和倉温泉⇨見附島⇨白米千枚田
春を感じる能登の旅は、波静かな七尾湾景を堪能しながら、桜の名所も立ち寄って、奥能登へ向かう。
五色ヶ浜、恋路海岸と情緒あふれる湾景が車窓を流れ、板壁と黒瓦の屋根が並ぶノスタルジックな風景に触れて走るロードトリップは絶景の連続。
和倉温泉
石川県能登観光の拠点、七尾湾に面した「和倉温泉」は開湯から1,200年の歴史を誇り、北陸で唯一の海の温泉として県内はもちろん、全国的にも有名な温泉地です。良質な温泉は豊かな自然美や新鮮な山海の珍味とともに多くの人を魅了しています。潮風を感じられる名湯で心身ともにリラックスしてみてはいかがですか。
旅の途中で気軽に温泉を体験するなら足湯がおすすめです。「湯っ足りパーク」では能登島大橋と穏やかな海の絶景を眺めながら、足湯につかることができます。俳人・高浜虚子の句にちなみ「妻恋舟の湯」とも呼ばれています。
和風の外観をもつ建物が印象的な「和倉温泉総湯」は露天風呂や、サウナなどを楽しめる日帰り温泉施設。リーズナブルに和倉温泉を楽しめるため観光客だけでなく地元の人にも人気。旅の疲れを癒すのにぴったりの場所です。観光案内施設「和倉温泉交流センター」も併設されています。
格式ある老舗旅館に泊まり、お風呂や料理など日本のおもてなしを存分に堪能するのもおすすめの楽しみ方です。
北陸最大級の3尺玉(30号玉)が打ち上げられる和倉温泉夏花火も人気です。大迫力の和倉名物をご体感ください!
能登島大橋
能登島と七尾市石崎町を結ぶ、全長1,050メートルの石川県で一番長い橋です。
石崎町側には公園があり、海と島が織りなす優美な風景を楽しむことができます。
石川県能登島ガラス美術館
豊かな自然に囲まれ、ひときわ目立つ建物がガラス美術館。世界各国の現代ガラス作家の造形作品を中心に400点近くの作品を収蔵しています。古今東西のガラス作品を紹介する企画展を開催し、ガラスを身近に楽しめるワークショップも行っています。現代建築とガラス造形が織りなす幻想的な空間をお楽しみください。
ツインブリッジのと
能登島大橋に次いで、能登島への第2のアクセス方法として設置されたつり橋です。全長620メートルの橋から見える眺望は、能登島をはじめ、周辺の七尾湾に浮かぶ島ーなど、絵画のような美しさです。夕暮れ時には、美しい景観が楽しめます。中島町側には休憩施設があります。
能登さくら駅
能登鹿島駅は、通称「さくら駅」と呼ばれています。
春になると、上下線路を挟んで数十本のソメイヨシノが両ホームから構内を覆うように咲き、見事なサクラの花のトンネルができます。
ボラ待ちやぐら
天文学者パーシバル・ローエルが、著書「NOTO」の中で「怪鳥ロックの巣のようだ」と表現した漁業用のやぐらです。
やぐらの上で終日、ボラ(魚の一種)の群れを見張り、網をたぐるという原始的な漁法で、最盛期には、町内に40基を超えるやぐらが立てられていました。1996(平成8)年秋を最後に、この漁法を行う漁師はいなくなりましたが、2012(平成24)年の秋に漁が再開されました。
現在、国道249号の根木と中居ポケットパークでボラ待ちやぐらを見ることができます。
「能登さくら駅」と呼ばれる能登鹿島駅近くや穴水湾近くの潮騒の道にも設置されています。
千畳敷ポケットパーク
海岸近くに畳が敷き詰められたような形の岩があり、能登の海岸ではあちこちでよく見られます。千畳敷ポケットパークから見えるものは規模が大きく、その風景が一望できます。引き潮時には、海面から千畳敷の岩肌が現れます。美しい夕日が見れるスポットとしても人気です。
イカの駅 つくモール
日本百景の一つ、九十九湾に観光交流センター「イカの駅つくモール」。
能登町の特産品の一つ、能登小木の船凍イカをはじめ、能登ならではの幸を活かした料理が味わえるレストラン、さらにイカの加工品を中心とした物産販売コーナーやイカ漁の展示コーナーなど、まさに奥能登ならではのものがずらり。またマリンレジャー関連施設も併設し、シーカヤック、SUP、ダイビングが楽しめるほか、海中の見える観光遊覧船「イカす丸」が運航します。
また、全長13メートルの巨大なイカのモニュメント「イカキング」では、口の中に入ったり、触腕に巻き付かれることができ、SNS映えする面白い写真が撮影できます。
食と景観が楽しめる能登町へ、ぜひ足を運んでみてください。
能登観光割のお知らせとワンポイントアドバイス
2024年3月12日北陸応援割 石川県 富山県 福井県 新潟県の予約受付スタート以来、その窓口となる旅行会社、ホテル、旅館、特にオンライン旅行会社の北陸応援割の予約受付が開始時刻と同時に数分で完売する事態が多く発生することとなりました。キャンペーン予算上限のためweb予約受付を終了せざるを得ないとのことで、仕方のないことかもしれません。その後、2024年4月19日北陸応援割 石川県第2弾の予約受付がスタートしました(北陸応援割 石川県第2弾の期間は7月31日まで)。
私たちの北陸応援、北陸支援という気持ち、その目的達成のために、皆様に少し考え方を変えて頂けましたら、大変有り難く思います。それは「北陸旅行費用をちょっと割安に」、あるいは「北陸応援割と同等以上の割引率のあるホテルや旅館などをこの機会に予約して」、北陸に旅行して頂けましたのなら大変嬉しく思うと同時に皆様のそのお気持ちに心から有り難く感謝申し上げます。そのお心配りが必ずや北陸の皆さんへのさらなる支援に繋がり、1日も早い北陸の復旧復興への一助になると信じております。
最後になりますが、能登半島地震で大きな被害を受けた観光業を支援するため、石川県が能登半島エリアに特化した旅行割引事業を打ち出し、国に助成を求める方針を固めたことが5月1日、関係者への取材で明らかになりました。観光庁との調整が順調に進展すれば、北陸応援割と同水準を想定した「能登観光割」として年内開始予定です。
何卒 お一人でも多くの皆様の「北陸応援割」、年内開始予定の「能登観光割」へのご協力と北陸支援に対しましてのお力添えをこの場をお借りしまして、心より深くお願い申し上げます。ありがとうございました!
2024年5月4日能登観光割.jp 代表理事長谷川進